矯正治療例

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矯正治療例

口元の突出 <上下顎前突>

上下顎前突とは、上と下の歯が前方へ突出してしまう状態を指す不正咬合です。日本人には比較的多く見られる症状と言われています。前歯が突出しているため、口が閉じにくく、唇を閉じる時に力が入ってオトガイにシワが寄ってしまいます。

Ⅱ期治療で上下顎前突を治療したケース

矯正治療前

矯正治療前
右矢印

矯正治療後

矯正治療後

上下左右の第一小臼歯を抜歯し、上下の前歯を後ろに下げたことにより、口元もすっきりとした印象になりました。 自然に口が閉じられるようになり、口元の突出感も改善されました。

■主訴

口元が出ている

■診断名

上下顎前突

■年齢

14歳

■治療に用いた主な装置

マルチブラケット装置(スタンダードエッジワイズ法)

■抜歯部位

上下顎左右第一小臼歯

■治療期間及び回数

2年8か月/月に1回程度の通院(保定期間は2年程度で3~6か月に1回の通院)

■治療費概算(自費)

約979,000円(税込) ※矯正装置代748,000円 (検査診断料55,000円 / 調整料6,050円)

■リスク・副作用

  • 個人差はありますが、装置を付けた当初は不快感や痛み等があります。数日から1、2 週間で慣れることが多いです。
  • 歯を動かす際に歯根吸収や歯肉退縮が起こる場合があります。
  • 矯正治療中は歯磨きしにくい部分ができるため、むし歯や歯周病になるリスクが高くなります。
  • 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと、後戻りが生じる可能性が高くなります。

出っ歯 <上顎前突>

上顎前突とは、奥歯をかみ合わせた時に上の歯が下の歯よりも前方に出てしまう状態を指す不正咬合です。
上顎前突(出っ歯)の原因は、遺伝的な骨格と歯の大きさのバランスが原因となることが主です。 その他、指しゃぶりやおしゃぶり、舌癖などの日々の生活習慣が原因となることもあります。口元をリラックスさせても口が閉じにくい、前歯で物をかみにくいなどの症状を伴うことがあります。

Ⅱ期治療で上顎前突を治療したケース

矯正治療前

矯正治療前
右矢印

矯正治療後

矯正治療後

前歯が出ていて唇が閉じにくいことがお悩みでした。 上下左右の第一小臼歯を抜歯し、前歯の突出感もなくなり、楽に口を閉じられるようになりました。

■主訴

出っ歯、口元が出ている

■診断名

上顎前突

■年齢

15歳

■治療に用いた主な装置

マルチブラケット装置(スタンダードエッジワイズ法)

■抜歯部位

上下顎左右第一小臼歯

■治療期間及び回数

2年6か月/月に1回程度の通院(保定期間は2年程度で3~6か月に1回の通院)

■治療費概算(自費)

約968,000円(税込) ※矯正装置代748,000円 (検査診断料55,000円 / 調整料6,050円)

■リスク・副作用

  • 個人差はありますが、装置を付けた当初は不快感や痛み等があります。数日から1、2 週間で慣れることが多いです。
  • 歯を動かす際に歯根吸収や歯肉退縮が起こる場合があります。
  • 矯正治療中は歯磨きしにくい部分ができるため、むし歯や歯周病になるリスクが高くなります。
  • 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと、後戻りが生じる可能性が高くなります。

子どもの受け口 <反対咬合・下顎前突>

反対咬合とは、上の前歯より下の前歯のほうが外側に出た状態です。下顎前突、受け口ともいいます。遺伝性の反対咬合は、一度治しても成長と共に再発するケースもあり、Ⅱ期治療が必要になる可能性も高いのですが、歯の向きに問題があり、単に反対にかみ合っているだけの場合は、Ⅰ期治療で治します。また、なかなか気づきにくい奥歯の反対咬合の場合は、放っておくと下あごが曲がってしまう場合があるため、成長期前に治すことを勧めています。

Ⅰ期治療だけで治療が終了したケース

矯正治療前

矯正治療前

矯正治療後

矯正治療後

永久歯萌出

永久歯萌出

前歯のかみ合わせが反対なのを気にされて来院されました。
永久歯が生えそろう前に、Ⅰ期治療として、前歯の反対咬合(下顎前突)の治療を行いました。その後、永久歯が生えそろっても反対咬合が再発することはなく、永久歯がきれいに生えてきましたので、Ⅱ期治療(永久歯列の矯正治療)は必要なく、Ⅰ期治療のみで矯正治療を終えることができました。

■主訴

前歯のかみ合わせが逆

■診断名

反対咬合

■年齢

7歳

■治療に用いた主な装置

マルチブラケット装置(スタンダードエッジワイズ法)

■抜歯部位

なし

■治療期間及び回数

6か月/月に1回程度の通院(保定期間は2年程度で3~6か月に1回の通院)

■治療費概算(自費)

約308,000円(税込) (検査診断料55,000円 / 調整料6,050円)

■リスク・副作用

  • 個人差はありますが、装置を付けた当初は不快感や痛み等があります。数日から1、2 週間で慣れることが多いです。
  • 歯を動かす際に歯根吸収や歯肉退縮が起こる場合があります。
  • 矯正治療中は歯磨きしにくい部分ができるため、むし歯や歯周病になるリスクが高くなります。
  • 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと、後戻りが生じる可能性が高くなります。

受け口 <反対咬合・下顎前突>

下顎前突とは、下の歯が上の歯より前に出ているかみ合わせの状態で、反対咬合、受け口ともいいます。滑舌が悪くなることが多く、特にサ行、タ行、ラ行が発音しくいなどの症状があります。また、上下の前歯が合っていないため、前歯で物を噛むことが難しい場合もあります。原因は遺伝による骨格などが大きく関係しています。

Ⅱ期治療で反対咬合を治療したケース

矯正治療前

矯正治療前
右矢印

矯正治療後

矯正治療後

主訴はかみ合わせが反対であること、下あごや下唇が出ていることを気にして来院されました。治療期間は2年3か月。上下左右の第一小臼歯を抜歯して治療を行い、その結果、かみ合わせは良くなり、下あごや下唇も後退して横顔もきれいになりました。

■主訴

下顎が出ている

■診断名

下顎前突・顎変形症

■年齢

17歳

■治療に用いた主な装置

マルチブラケット装置(スタンダードエッジワイズ法)

■抜歯部位

上下顎左右第一小臼歯

■治療期間及び回数

2年3か月/月に1回程度の通院(保定期間は2年程度で3~6か月に1回の通院)

■治療費概算(自費)

約951,500円(税込) ※矯正装置代748,000円 (検査診断料55,000円 / 調整料6,050円)

■リスク・副作用

  • 個人差はありますが、装置を付けた当初は不快感や痛み等があります。数日から1、2 週間で慣れることが多いです。
  • 歯を動かす際に歯根吸収や歯肉退縮が起こる場合があります。
  • 矯正治療中は歯磨きしにくい部分ができるため、むし歯や歯周病になるリスクが高くなります。
  • 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと、後戻りが生じる可能性が高くなります。

外科矯正・受け口 <顎変形症・下顎前突>

顎変形症とは、あごの大きさや形などの異常のために顔面の変形を起こし、咬み合わせに問題が生じている状態をいいます。 骨格的なズレの大きい顎変形症(上顎前突症、下顎前突症、開咬症、顎骨非対称症例)の場合は、あご切りの外科手術を併用して、機能的ならびに審美的障害を改善する治療を行います。歯の矯正治療だけで行うより、劇的な変化を伴うことが多く、外科矯正が必要と判断された場合、手術、治療全て保険が適応されます。ただし、全ての矯正歯科医院で保険が適応されるわけではなく、大学病院などと同等の設備がある、指定された医療機関のみです。当院は、「歯科矯正・顎口腔機能診断施設基準適合医院」の指定を受けていますので、外科手術の前後の矯正治療が、保険治療適用となります。

外科手術を併用して反対咬合を治療したケース

矯正治療前

矯正治療前
右矢印

矯正治療後

矯正治療後

上あごに対し、下あごが大きく突出している骨格性の下顎前突の患者様です。上下左右の第一小臼歯を抜歯し、術前矯正に1年半程度、手術後のかみ合わせ調整のための術後矯正に6か月程度の期間を要しました。手術を併用した矯正治療で、治療後は前歯のかみ合わせも正常になり、お顔の印象も大きく変わりました。

■主訴

下顎が出ている

■診断名

下顎前突・顎変形症

■年齢

21歳

■治療に用いた主な装置

マルチブラケット装置(スタンダードエッジワイズ法)

■抜歯部位

上下顎左右第一小臼歯

■治療期間及び回数

2年7か月/月に1回程度の通院・入院11日(保定期間は2年程度で3~6か月に1回の通院)

■治療費概算(自費)

保険適用3割負担の場合、約22~31.9万円 ※外科手術費(保険)は別途(高額医療費制度適用)

■リスク・副作用

  • 個人差はありますが、装置を付けた当初は不快感や痛み等があります。数日から1、2 週間で慣れることが多いです。
  • 歯を動かす際に歯根吸収や歯肉退縮が起こる場合があります。
  • 矯正治療中は歯磨きしにくい部分ができるため、むし歯や歯周病になるリスクが高くなります。
  • 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと、後戻りが生じる可能性が高くなります。

八重歯・歯のでこぼこ <叢生>

叢生の原因は、歯とあごの大きさが合っていないことにあります。あごに対して歯のサイズが大きい、または歯に対してあごが小さいことから、歯がきれいに並ぶだけの充分なスペースが得られないために起こる症状です。ごく軽度であればあごを広げることで対応できる場合もありますが、あごを広げることには限界があります。歯をきれいに並べ、横顔も突出なくきれいに仕上げるためには、抜歯が必要になります。

Ⅱ期治療で叢生を治療したケース

矯正治療前

矯正治療前
右矢印

矯正治療後

矯正治療後

でこぼこの程度が強いため、上下左右の第一小臼歯を抜歯しました。抜歯をせずに歯を並べると口元が突出して美しい横顔が得られないこと、また無理に歯を並べることで後戻りのリスクが高くなることから、抜歯を選択しました。歯のでこぼこが治り、きれいな歯並びになりました。矯正治療後、上下の前歯が後ろに下がり、口元もすっきりした印象になりました。

■主訴

歯並びが悪い

■診断名

叢生

■年齢

13歳

■治療に用いた主な装置

マルチブラケット装置(スタンダードエッジワイズ法)

■抜歯部位

上下顎左右第一小臼歯

■治療期間及び回数

2年3か月/月に1回程度の通院(保定期間は2年程度で3~6か月に1回の通院)

■治療費概算(自費)

約951,500円(税込) ※矯正装置代748,000円 (検査診断料55,000円 / 調整料6,050円)

■リスク・副作用

  • 個人差はありますが、装置を付けた当初は不快感や痛み等があります。数日から1、2 週間で慣れることが多いです。
  • 歯を動かす際に歯根吸収や歯肉退縮が起こる場合があります。
  • 矯正治療中は歯磨きしにくい部分ができるため、むし歯や歯周病になるリスクが高くなります。
  • 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと、後戻りが生じる可能性が高くなります。

前歯が閉じない <開咬>

奥歯で噛んだ時に前歯や横の歯がかみ合わない状態で、オープンバイトとも呼ばれます。前歯で食べ物がかみ切れない、タ行やサ行が発音しにくいなどの症状があります。また、通常は全体に分散される噛んだ時の力が、開咬合の場合は奥歯だけで噛むことになるため、奥歯の歯への負担、あごへの負担が大きくなります。

Ⅱ期治療で開咬を治療したケース

矯正治療前

矯正治療前
右矢印

矯正治療後

矯正治療後

前歯が噛んでいないことでのご来院でした。上下左右の第一小臼歯を抜歯しましたが、患者さんのゴムかけなどの協力が良かったため、1年8か月という治療期間へ短縮できたと思われます。 矯正治療後は、歯がきれいに並び、前歯もきちんとかみ合うようになり、矯正装置除去後も安定した咬合を維持しています。

■主訴

前歯が咬んでいない

■診断名

開咬

■年齢

20歳

■治療に用いた主な装置

マルチブラケット装置(スタンダードエッジワイズ法)

■抜歯部位

上下顎左右第一小臼歯

■治療期間及び回数

1年8か月/月に1回程度の通院(保定期間は2年程度で3~6か月に1回の通院)

■治療費概算(自費)

約913,000円(税込) ※矯正装置代748,000円 (検査診断料55,000円 / 調整料6,050円)

■リスク・副作用

  • 個人差はありますが、装置を付けた当初は不快感や痛み等があります。数日から1、2 週間で慣れることが多いです。
  • 歯を動かす際に歯根吸収や歯肉退縮が起こる場合があります。
  • 矯正治療中は歯磨きしにくい部分ができるため、むし歯や歯周病になるリスクが高くなります。
  • 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと、後戻りが生じる可能性が高くなります。

※掲載症例の治療費は治療当時の費用です。現在の治療費用は料金ページをご確認ください。